黒姫山と野尻湖に抱かれ、豊かな森と水に恵まれた人口約7,500人の町です。縄文から続く暮らしの痕跡が残り、現代でも四季の濃淡に心を奪われた人々が移り住んでいます。
一方で、豪雪や高齢化など中山間地域ならではの課題にも直面しています。農業・観光・森林利用といった地域産業は自然資本に深く依存し、その健全性が地域の未来を左右しています。
信濃町では、農業、観光、宿泊、除雪といった仕事が季節ごとに人手不足となります。これらを“組み合わせる”ことで通年の働き方を生み出し、安定した雇用を確保する仕組みが「信州しなのまち複業協同組合」です。
単なる労働力の確保ではなく、新しい働き方を模索する挑戦です。多様な仕事を経験し、自分に合った暮らし方を探る。そんな働き方が、地域の担い手を育み、移住や定住を後押しします。
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信濃町は、黒姫山と野尻湖に抱かれ、雪に包まれる冬と緑あふれる夏がくっきりと巡る町です。移住してきた方からは「こんなに自然に寄り添って暮らせる場所は初めて」という声をよくいただきます。私自身も、四季の移ろいに心を動かされる毎日です。
一方で、仕事や住まい、人とのつながりをつくるのは簡単ではありません。だからこそ「複業協働組合」という形で、季節ごとの仕事を組み合わせ、安定した暮らしの基盤を整えようと考えました。
「自然とともに未来を考えられる信濃町」という理念のもと、ここで働き、暮らす人が安心して挑戦できるように。新しい働き方を一緒に模索しながら、自分らしい人生を描ける場所をつくっていきたいと思っています。
どうぞ一度、信濃町を訪れてみてください。きっとあなたの暮らしにも新しい発見があるはずです。
信州しなのまち複業協同組合
代表理事 石川広之